正しいスキンケアの順番と注意事項『オジさんだってキレイな肌で若見え』

最近は男性の間でも美容への意識が高まり、女性同様に男性のスキンケアも常識となりつつあります。スキンケア商品も充実している一方で、どれを利用すればよいか悩んでいる人も多いはず。

特に40を超えた男性のように、これまでスキンケアには見向きもしなかった世代からすると、何からはじめていいのかまるでわかりませんよね。

そこで今回は若見えするスキンケアの基礎をマスターして、キレイな肌でモテオジを目指しましょう。

男性スキンケアの基礎知識

「スキンケアなんて女性のすること」なんて考えていたのは昔の話。近年は男性のスキンケアに対する意識が高まり、ニーズに応えるようにメンズスキンケア商品が充実しています。実は男性の方が女性と比べて肌が乾燥しやすいことから、本当にスキンケアが必要なのは男性だとも言われています。

乾燥を防ぐことがスキンケアの第一歩

男性の肌の水分量は女性に比べても少なく、「髭剃り後の肌荒れ」や「脂ぎった顔のテカり」の原因は乾燥にありました。シミやシワ、たるみといった男性の顔が老けて見える原因のすべては、乾燥にあると言っても過言ではありません。

それでは乾燥を防ぐためには、何からはじめれば良いのかを紹介していきます。

まずは洗顔で余分な脂汚れを落とす

スキンケアの基本は肌をキレイに保つことです。汗や皮脂など肌に付着した汚れを落とし、清潔な肌を保つことが一歩目です。まずは洗顔によって余分な油汚れを落としましょう。

キレイにした肌に潤いを与える

洗顔によって肌をキレイにしたら、次に肌に必要な水分・油分を与えます。乾燥した肌のままではダメージを受けやすい状態となってしまうので、適正な水分を与え健康的な肌状態を保つことを意識します。

ダメージから肌を守る

肌をキレイにして水分を補給したら、今度は外部からのダメージに備えます。日焼けやシミ、乾燥などを招く紫外線ダメージから肌を守ることでモテ肌の完成です。

スキンケアの順番と注意事項

肌の乾燥を防ぐためにスキンケアは重要と分かったところで、何をどういった順番で何に気を付ければ正しいスキンケアができるのかがわからなければ、キレイな肌を手に入れることはできません。

ここからは正しいスキンケアの手順と、それぞれの注意事項を見ていきましょう。

1,洗顔はこまめに丁寧に

「たかが洗顔」と思われる人もいると思いますが、スキンケアには洗顔が1番大切と言ってもいいでしょう。

こまめな洗顔をすることで、汚れや余分な脂を落としフレッシュな肌を保ちます。丁寧に洗顔することでエイジングにもつながります。

まずは手をキレイにする

顔をキレイにする前に、まずは手をキレイに洗うことが基本のキです。手に汚れや余分な脂が残っていると、洗顔フォームの泡立ちが悪くなります。

これをやるかやらないかで、スキンケアの成果が大きく変わってきます。

洗顔の基本はぬるま湯で

洗顔のスタートは、ぬるま湯で脂を流すことからです。ぬるま湯というところがポイントで、冷たすぎる水では毛穴を引き締めてしまい、熱すぎるお湯では過剰な刺激を与えてしまいます。体温よりも少し低い温度がちょうどよいでしょう。

洗顔料はシッカリ泡立てる

洗顔料はシッカリ泡立てましょう。泡立てる際には洗顔料に少しづつ水分を加えていくのがベストですが、泡立てネットを利用したり元々泡で出てくるタイプの洗顔料を利用しても良いでしょう。

洗顔フォームは刺激が強すぎるので、直接肌に塗りこんでしまうのは絶対にNGです。

強くこすらず優しく撫でるように

泡立てた洗顔料は強くこすらず優しく撫でるように顔になじませていきます。顔の肌はあなたが思っている以上に敏感ですから、なるべく刺激を与えないことが重要です。ポイントは手が顔に振れることなく、泡だけで洗うことです。

すすぎはシッカリ丁寧に

すすぐ時もぬるま湯をつかうこと。手で顔をこするのではなく、ぬるま湯を顔に当てるようにすすぎます。洗顔料が残らないように丁寧にすすぐことを心掛けましょう。

2,潤いはたっぷり沁み込ませる

洗顔で肌をキレイにしたら、次は水分を肌内に閉じ込めます。化粧水で肌に水分を吸わせてから、乳液でそれを閉じ込めるといったステップです。

化粧水はたっぷり全体に

洗顔後の化粧水はたっぷり全体に馴染ませることが大切です。値段の高い化粧水をケチケチ使うよりも、多少安価なものをたっぷり使った方が効果的です。

特定のトラブル（シミ、シワ、美白、たるみ）を抱えている場合は、同様に美容液を利用するのも効果的です。

手のひらで肌の奥まで沁み込ませる

顔の全体に化粧水を馴染ませたら、手のひらで肌の奥まで沁み込ませます。顔の表面に塗っただけの化粧水は肌の中までは浸透しません。水分が乾燥してしまう前に手のひらでギュッと押し込むように肌に馴染ませていきます。

乳液で水分を閉じ込める

化粧水で肌に潤いを持たせたら、今度は乳液で水分を閉じ込めます。乳液には必要な油分で幕を張って乾燥から肌を守る効果があります。化粧水だけで満足してしまうと、水分をどんどん逃がしてしまうので気をつけてください。

時間がない男性にはオールインワンがおすすめ

洗顔後の保湿には「化粧水」や「美容液」、「乳液」などを利用することが必要ですが、時間のない男性にはオールインワンがおすすめです。ひとつで全ての役割を果たしてくれますので、そこまで深刻な肌トラブルを抱えていないのであれば1本で完結してくれます。

3,ダメージから肌を守る

最後に洗顔、保湿が終わったらダメージから肌を守りましょう。主な外部要因は紫外線ですから、しっかりと対策しましょう。

紫外線からダメージから守る

紫外線は肌を日焼けさせるだけでなく、蓄積によってシミやシワなどの肌トラブルにつながる要因です。美白を求めていないといった男性にとっても、将来的なトラブルを避けるために日焼け止めを利用しましょう。

少量を全体に伸ばす

日焼け止めは大量に塗れば効果がアップルする訳ではありません。少量を指にとり顔にポンポンと付けていき、全体に薄く伸ばす要領で塗っていきます。塗り残しがないように気を付けることが大切です。

こまめに塗り直すことも大切

日焼け止めはこまめに塗り直すことも大切です。一度塗ったら1日中効果があれば良いのですが、暑い日など汗で流れてしまうこともありますからね。

BBクリームで保護膜を形成

外部からのダメージには紫外線以外にブルーライトや近赤外線、PM2.5などが上げられます。BBクリームは保護幕を形成しますので、さらにダメージを軽減させることができます。

最後は洗顔で肌をリセット

1日が終わったら最後は洗顔で肌をリセットしましょう。日焼け止めなどのクリームは毛穴を塞いでしまうので、新陳代謝のためにもシッカリと洗顔をして再び保水をしておきましょう。

自分の肌質にあったものを選ぶ

これまで洗顔フォームや化粧水、乳液から日焼け止めなどの美容品を紹介してきましたが、どの商品を選ぶべきかは各々の判断によります。自分の肌に合っているかどうかが大切で、肌質・肌悩みに合った成分が含まれているかで選んでください。

極力添加物は避けて、低刺激、無添加のものを選ぶのが無難ですね。

まとめ

近年では男性の間でも美容に関する意識が高まり、スキンケアが常識となりつつあります。40代を過ぎた男性もモテるためにはキレイな肌を手に入れる必要がありそうですね。正しいスキンケアの方法をマスターして、いつまでも女性にモテるイケオジを目指しましょう。